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【画像付き】NFTアートとは?購入方法から売るコツまで丁寧に解説!

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こんにちは、けんてぃです。

なにかとよく耳にするNFTアートですが、興味があっても購入したり出品したりするのは難しそうでなかなか手が出せていない方も多いのではないでしょうか。

今回は、そんなNFTアートについて、作り方から出品方法、購入方法まで、画像つきで詳しく解説していきます!

NFTアートを作って出品してみたい方はぜひ最後まで読んで、参考にしてみてください!

■この記事を読むとわかること
・NFTアートとはなにか
・有名なNFTアートについて
・NFTアートの購入方法
・NFTアートの作り方・出品方法
最近は歩くだけで仮想通貨が稼げるゲームもあるので興味のある方は下の記事までどうぞ!

NFTアートとは

NFTアートとはなにかについて知っておきましょう。
最近よく耳にする単語ではありますが、何のことなのかイマイチよくわかっていない方も多いのでは無いでしょうか。

NFTアートを理解するためには、NFTについて知っておく必要があります。

NFTとは、デジタルデータに対して唯一無二の価値をつける技術になります。
ブロックチェーンと呼ばれる技術を使うことで、世界に一つだけのデジタルデータを作り出すことができます。

NFTアートは、画像や動画といったデジタルデータをNFTに変換することで作られた作品のことを指します。

これにより、デジタルの世界でも唯一無二の価値を得られるようになりました。
現実世界でいうところの、ゴッホやピカソが描いた絵画の原画をイメージしてください。

NFTは仮想通貨を使って取引がされています。
始める前には難しそうだと思われる方も多いです。

ですが、NFTアートの取引は誰でもかんたんにできます
この記事の後半では、画像つきで手順を解説していくのでぜひ最後まで読んでみてください。

■Point
・NFTとは、デジタルデータに唯一無二の価値をつける技術
・NFTは仮想通貨で取引される
・NFTは誰でも作って取引することが可能

 

NFTアートの特徴は?

NFTについて理解したところで、NFTアートの特徴について解説していきます。
NFTアートは、先述した通りNFT化された画像や動画のことを指します。
NFT化することにより、その画像は唯一無二の存在と証明されます

NFTアートが話題となっている理由として、以下のような特徴が挙げられます。

・アーティストの大きな収益源となる
・投資対象になる

アーティストの大きな収益源になる

これまで、アーティストが作品を売買するにはさまざまな手数料がかかっていました。
NFTアートの場合は、基本的に手数料なしで出品することができます
※プラットフォームにより、初回のみ手数料がかかる場合もあります。

また、NFTアートは転売時にNFTアートの作成者にも収入が入ります
売れたNFTアートが転売されることで、アーティストが収益を得られる可能性が高まりました。

投資対象になる

NFTアートは投資対象としても期待されています。
特に、希少価値の高いものや有名なアーティストが手掛けたもの、所有によって特典が得られるものは、将来的に価格が急上昇する可能性も秘めています

通常のアート投資よりも少額で始めることができる事もでき、新規の投資家を呼び込みやすいという特徴も持っています。

また、単純な価格上昇だけでなく、気に入ったアーティストを応援するような楽しみ方も可能です。
作品が売れた実績にもなり、販売時の収益は制作活動の支援となります。

■Point
・ブロックチェーン技術によって、アーティストは公平な報酬を得られる
・投資対象としても期待されている

 

有名なNFTアーティスト

ここまで、NFTアートの特徴について解説してきました。
NFTアートについて、だんだん興味が湧いてきましたでしょうか?

ここからは、有名なNFTアーティストについて、特徴やなぜ有名になったかなどについて解説していきます。

・Bored Ape Yacht Club

参照:BAYC

Bored Ape Yacht Club(以下BAYC)は猿人類をモチーフとしたNFTアートのコレクションです。

BAYCのNFTは、ヨットクラブの会員権も兼ねており、特別なサイトへのアクセスができるなど、所有者限定の特典がついています

ジャスティン・ビーバーやNBA選手のステフィン・カリーなど、多くの著名人が所有しています。

価格は、なんと安価なものでも1,500万円から2,000万円となっており、レア度によってはそれ以上のものも存在しています。

・Crypto Punks

参照:Opensea

Crypto PunksはNFTアートの先駆けとも言える存在で、最初期のプロジェクトです。
10,000個の種類があり、ひとつひとつに違った顔が描かれています。

実はリリース当初は無料で配布されていましたが、NFTブームの盛り上がりに合わせて価格が上昇しています。
今では、平均価格が2,000万円とかなり高価な取引がされるようになっています。

・BEEPLE

参照:BEEPLE

BEEPLEは、アメリカの有名なデジタルアーティストであるマイク・ウィンケルマンが展開するプロジェクトです。

2007年5月1日からEverydayシリーズを制作開始し、13年間に渡って毎日デジタルアートを制作しています。

彼の制作したデジタルアート集である「Everydays:The First 5000 Days」は、世界的なオークションハウスであるクリスティーズで、約75億円というとんでもない金額で落札されました

伝統的なオークションハウスで販売されたNFTとしては最初のNFTアートで、世の中にNFTアートの可能性を感じさせる作品となりました。

NFTアートの買い方

ここまでで、NFTアートの特徴から有名なNFTアーティストの紹介まで解説してきました。
ここからは、いよいよ実際にNFTアートを買うにはどうした良いか、手順を解説していきます

NFTアートの購入までは以下の手順が必要です。

■NFTアートを購入するまで
1. 仮想通貨取引所の口座開設
2. イーサリアムの購入
3. MetaMaskのアカウント登録
4. ウォレットへ仮想通貨を送金する
5. MetaMaskとOpenseaを連携させる
6. 自分がほしいNFTアートを購入する

一見すると手順が多くて、聞いたことがない単語もたくさんあるのでくじけそうですが、ひとつひとつ丁寧に解説していくのでぜひ最後まで読んでみてください。

また、一度購入まで経験すれば、次回からはかんたんになりますよ!

仮想通貨取引所の口座開設

NFTアートは仮想通貨で取引されます。
そのため、まずは仮想通貨を購入するため、取引所の口座を開設していきましょう。

仮想通貨の取引所はいくつか種類があります。
今回は、コインチェックで仮想通貨を購入した場合で解説を進めていきます。

コインチェックでの口座開設は以下の手順で行います。

1. アカウント登録
2. 本人確認・本人確認書類の撮影
3. 審査

まずは、コインチェックの公式サイトへアクセスし、会員登録ボタンをクリックします。

会員登録ボタンをクリックすると、メールアドレスとパスワードの入力を求められるため、ご自身のメールアドレスと登録したいパスワードを入力します。

その後は画面の指示に従って登録作業を進めていきます。

登録が完了すると、本人確認に移ります。
本人確認には、免許証などの身分証明書が必要になります。

本人確認が完了すると、提出した本人確認書類の確認等審査に入ります。
特に作業はなく、審査が完了するのを待ちましょう。

イーサリアムの購入

NFTアートはイーサリアムという仮想通貨で取引されます
そのため、イーサリアムを購入しておく必要があります。

購入までの手順は以下のとおりです。

・コインチェック口座に入金する
・入金したお金でイーサリアムを購入する

まず、コインチェックの口座にお金を入金しましょう。
入金方法はご自身が使っている銀行口座によって異なります。
コインチェック口座に振り込みを行って、入金しておきます。

入金が完了したら、以下の画像の手順に沿って購入を進めます。
画像ではビットコインを選択していますが、イーサリアムを選択してくださいね。

最後に購入内容を確認するページに移るので、内容を確認して購入を確定します。

MetaMaskのアカウント登録

続いて、MetaMask(メタマスク)のアカウント登録を行います。
MetaMaskとは、仮想通貨を入れておくことができるお財布です
ウォレットと呼ばれ、後述するNFTマーケット(Opensea)で、NFTアートを購入するために必要です。

まず、MetaMaskの公式サイトから、Chromeにインストールしていきましょう。
スマホアプリのインストールでもOKです!

インストールが完了したら、アカウント登録をしていきます。

今回は初めてMetaMaskを登録することになるので、新規作成を選択します。

MetaMaskのアカウント登録はむずかしくありません。
画面の指示に従って進めていきましょう。

MetaMaskへ仮想通貨を送金する

無事、MetaMaskのアカウント登録が完了したら、コインチェックで購入したイーサリアムをMetaMaskへ送金していきます。

MetaMaskを開き、アカウント名称の部分をクリックすると「入金アドレス」をコピーすることができます。

この、入金アドレスによって仮想通貨の送金先を指定します
銀行口座の口座番号みたいなものです。

入金アドレスをコピーしたら、コインチェックで送金手続きを行います。
以下の画像を参考にして進めてください。

送金には一定の手数料がかかるので注意してください。
また、MetaMaskに送金されるまでは最大で10分程度時間がかかることもあるので、反映されるまでしばらく待ちましょう。

初回の送金の場合、コインチェック側の判断により送金がストップされる場合があります。
その場合、メールが届くのでメールの指示に従って送金を進めましょう。
本人の意思による送金であることを、問い合わせによって確認してもらう必要があります。

MetaMaskへ入金ができたら、次のステップに進みます。

MetaMaskとOpenseaを連携させる

続いて、OpenseaとMetaMaskの連携を行います。
Openseaとは、NFTのマーケットです
さまざまなNFTアートが出品されており、気に入った作品を誰でも購入することができます。

購入には、MetaMaskに入金しているイーサリアムを使用します。

MetaMaskとOpenseaの連携はかんたんです。
まず、Openseaの公式サイトヘアクセスします。

アクセスしたら、Profileをクリックします。
右上の人形アイコンをクリックすると、Profileが出てきます。

すると、以下の画像の画面に移ります。
MetaMaskを選択しましょう。

MetaMaskを選択すると、ポップアップが出てくるので以下の画像の通り進めます。

接続ができたら準備完了です!!

自分がほしいNFTアートを購入する

OpenseaではさまざまなNFTを購入することができます。
上のメニューバーから、Exploreをクリックすることで、ジャンル別に検索することができるので活用してください。

自分がほしいNFTアートを見つけたら、ぜひ購入してみてくださいね。

NFTアートの出品方法

続いて、NFTを出品したい方に向けて出品方法を解説していきます。
ここでは、Openseaでの出品方法を解説します。

出品したい方も、MetaMaskとOpenseaの連携までは済ませておいてくださいね

出品までの手順は以下の通りです。

■NFTアート出品手順
1. デジタルアートを作る
2. OpenseaにNFTとしてアップロードする
3. 販売設定をする

・デジタルアートを作る

まずは出品するデジタルアートを作っていきましょう。
アーティストの方であれば、過去に作ったデジタルアートのデータでも構いません。
私はアーティストではないので、デジタルアートの作り方についての解説は省きます

・OpenseaでNFTとしてアップロードする

出品したいデジタルアートが用意できたら、NFT化していきます。
NFT化するには、Openseaを使います。

Openseaの公式サイトへ行き、Createをクリックします。

すると以下の画面に移動するので、NFT化したいデジタルアートをアップロードします。

アップロードができたら、タイトルや説明、個数を入力してページ一番下のCreateボタンをクリックします。

これで、デジタルアートをNFT化することができました。

・販売設定をする

続いて販売設定をしましょう。

Profileをクリックすると、自分のアップロードしたNFTアートを確認することができるので、販売したいものをクリックします。

すると、以下の画面に切り替わります。

Sellをクリックして、販売設定をしていきます。

設定する項目は大きく2つです。
1つ目は、オークション形式にするか固定価格で販売するかです
Fixed Priceを選択すると固定価格で販売することができます。
Timed Auctionを選択するとオークション形式で販売することができます。

2つ目は販売価格と販売期間の設定です。
どちらも自由に設定することができます。

初回の出品には、日本円にして5,000円〜10,000円のガス代(手数料)がかかります。
初回以降はかからないのですが、注意が必要です。

(参考)出品時にかかるガス代とは

ガス代とは、仮想通貨の取引でかかる手数料のことを指します
コインチェックからMetaMaskへ送金する際も、手数料がかかっていたと思います。

Openseaでは、初回の出品時にガス代がかかってきます。
これが地味に高額で、ちょっと戸惑います。

しかし、2回目以降はかからないのでこれからたくさん出品していく予定があるなら思い切って払ってしまいましょう

ちなみに、ガス代なしで出品する方法もあります。
Polygonというブロックチェーンを使って出品する方法です。
MetaMaskの設定もちょっといじる必要がありますが、まずは無料で出品してみたいという方はこちらも選択肢に入るかもしれませんね。

■Point
・仮想通貨の取引でかかる手数料をガス代という
・Openseaでは初回出品時にガス代がかかる
・ガス代なしで出品する方法もある

NFTアートを売るコツ

ここまで、NFTアートの買い方、出品方法について解説してきました。
盛り上がりを見せているNFTアートですが、出品はかんたんでも実際に売るのは結構難しいです

ここからはNFTアートを売るためのコツをご紹介していきます。

コンセプトをしっかり作る

NFTアートを売っていくにはコンセプトが大事です。
このNFTアートを購入する意味や購入することで得られる価値を明確にしておきましょう。

例えば、インフルエンサーのイケダハヤト氏が手掛ける「CryptoNinja Partners」は、所有することで、作品とファンとの新しい関係づくりをテーマにしたコミュニティに参加することができます。

こういった付加価値をつける事によって、NFTアートは売れやすくなります。

まずは少額で売る

NFTアートはいきなり高額で売ろうとしても売れません。
販売実績がないNFTアートが数百万円で売られていても買わないですよね。

なので、まずは少額で販売するようにしましょう。
数百円単位で販売してみるところから十分だと思います。

マーケティングをしっかりやる

NFTアートの販売に限らずですが、マーケティングは重要です。
どんなに良いものを作っても、欲しい人に情報が届かなければ絶対に売れません

マーケティングといっても難しいと思いますが、まずは出品した作品をTwitterやInstagramで宣伝してみるなど、小さなことから始めてみましょう。

NFTアートを買ってみたい人は多いので、そういった方に向けて最初のNFTアートとして少額で売るなど試してみてください。

■Point
・コンセプトをしっかり作る
・まずは少額で売る
・マーケティングをしっかりやる

NFTアートの購入方法・出品方法のまとめ

今回の記事ではNFTアートの購入方法と出品方法について解説してきました。
聞いたことのないような単語がたくさん出てきたかもしれませんが、NFTアートの購入や出品は誰にでも行うことができます。

また、購入したNFTアートは、これまでのデジタルアートと違い資産になります
上手く行けば、価格が上昇することも・・・。

こむずかしい手順も多いですが、最先端の技術を気軽に体験できるので、ぜひ挑戦してみてください!

■Point
・誰でもかんたんに作ることができる
・購入すれば資産になる
・先端技術を体験できる

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