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【必読】ゴルフ初心者のための練習で意識するべき5つのポイント

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こんにちは、Kentyです。
今回は、初心者の方向けにゴルフの練習で意識しておくべきポイントをお伝えできればと思います。

これからゴルフを始めたいという方は、以下の記事で用意するべきものなどについてまとめていますので参考にしてみてください

【これだけ見ればOK】初心者のためのゴルフの始め方

ゴルフ初心者の方には、こんな悩みを持っている方がいらっしゃるのでは無いでしょうか

「練習方法がわかない」
「なかなか上達しない」
「何を意識して練習したらいいかわかならない」

この記事を読むと

✓上達のために意識するべき5つのポイント
✓それぞれのポイントの練習方法

について学ぶことができます。

この記事を書いている僕は小学5年生の頃からゴルフをやっていてもう10年以上の経験があります。最初からスクールに通っていたので、体系的な知識もしっかり持っています。

■ゴルフ初心者のための練習で意識するべき5つのポイント

ゴルフ初心者の方が練習する際に意識するべきポイントは5つです。
それが以下になります。

✓グリップ
✓アドレス
✓バックスイング
✓ダウンスイング・フォロースルー
✓フィニッシュ

これは、構えてからボールを打つまでの一連の流れをポイントごとに分解した際の名称になります。
それぞれの用語も覚えておくと解説が頭に入りやすくなるのでぜひ覚えておいてください。
では、それぞれについて解説していきます。

■グリップ

グリップとはその名の通りクラブの握り方です。
色々種類はあるのですが、初心者の方は「スクエアグリップ」という握り方をしましょう。
すごく重要なので練習前にかならず覚えておいてください。

ポイントは以下の2点です。

✓正しい握り方をする
✓正しい握り方ができているか必ず確認する

■正しい握り方をする

初心者の方はまず正しい握り方から覚えましょう
なぜかと言うと、正しい握り方をすると手首の無駄な動きを抑えることができるからです。
ゴルフはボールが止まっているので、この無駄な動きをどれだけ抑えることができるかがポイントになります。

では、次の2つの手順で実際に握ってみましょう。

1.軽く前傾姿勢を取って右手でクラブを支えながら、左手をだらんと下に落とした位置で握る
2.左手を握る際にクラブが小指の付け根から人差し指の第二関節にかかるように握る
※このときに、親指がクラブのグリップの印のラインより少し右の位置に這わせるといいです。

次に右手ですが、左手の親指にかぶせるようにして自然に握ります。
このときに、右手の小指を左手の人差し指に絡めるようにして握りましょう

最後に、正しく握れているかの確認方法になります。次の2つをチェックしてみてください。

✓真上から見たときに左手の拳が人差し指と少しだけ中指が見えている状態
✓右手の親指と人差指の付け根のラインが右肩にかかるようになっている

初めてちゃんとした握り方で握ると手首が自由に動かず、すごく違和感があると思いますがそれが正しい状態です。クラブヘッドが無駄な動きをしなくなるのでミスが劇的に少なくなります。
とても重要なので良く覚えておいてください。

■アドレス

グリップを覚えたら次はアドレスです。
アドレスとは、聞き慣れない単語だと思いますが簡単に言うと「構え方」です。
僕はここがゴルフのスイングの中でも最も重要なパートだと思っています。
地味な部分でないがしろにしがちですが、きっちり覚えましょう。

正しいアドレスを取るポイントは以下のつになります。

✓前傾姿勢
✓スタンス(足を広げる幅)
✓重心
✓グリップ位置
✓ボール位置

それぞれについて解説していきます。

①前傾姿勢

まずは気をつけの姿勢でまっすぐ立ちます。
次に背中を丸めないように気をつけながら腰を折ります。
大体30度位の前傾が好ましいと言われます。
前傾姿勢が取れたら膝を軽く曲げます。
ポイントは背中を丸めないことです。

②スタンス(足の幅)

これはクラブによって少し変わります。
7番アイアンであればちょうど肩幅位
ドライバーであれば自分の歩幅位を目安にするといいでしょう。
足を広げすぎると力が伝わりづらくなるのでNGです。

③重心

重心はちょうど拇指球(親指の付け根)あたりに来るようにしましょう。
極端に前に重心があるとダフる原因に繋がりますし、後ろにあると力が逃げてしまったり、球が曲がってしまったりする原因になります。
どっしり構えられる位置に重心を置きましょう。

④グリップ位置

グリップを握る位置ですが、左右方向と前後方向で考えます。
左右方向ではちょうど左ふとももの内側あたり、前後方向では構えたときに体とグリップの間に拳一つ分の距離が空くくらいの場所が理想的です。

⑤ボール位置

ボールの位置はクラブによって変わります。
7番アイアンであればちょうど足の幅の真ん中か少し左よりの位置がいいです。
それからクラブが長くなるにつれて左側に寄っていきます。
一番長いドライバーはちょうど左足の内側のラインに交わるところ位にボールを置くといいでしょう。

以上がアドレスについてです。
ここを意識できるかどうかで今後の上達スピードが格段に変わります。
これを読んだ皆さんはぜひ意識してみてください。
更に詳しく知りたいという方はこちらの記事も読んでみてください。

■バックスイング

バックスイングとは、アドレスを取ってから体を捻ってクラブを持ち上げるところまでの動作のことです。

バックスイングを覚える際のポイントは3つです。

✓腕だけでクラブを上げない
✓体の中心を動かさない
✓前傾姿勢を崩さない

✓腕だけでクラブを上げない

基本的にスイング全体に言えることなのですが、腕だけを使ってクラブを操作してはいけません。動きに無駄ができてミスの原因になってしまいます。
スイングの際には体全体を使って、腕とクラブが一体化するように動かすようにしましょう。

✓体の中心を動かさない

クラブをトップまで上げる際に、体の中心が動いてしまう方が多くいらっしゃいます。
背骨を軸とするイメージで、体が左右に動いたり曲げたりしないように気をつけましょう。
言葉にすると簡単ですが、意外と難しいです。
鏡や写真を使ってよく確認するようにしましょう。

✓前傾姿勢をキープする

クラブを上げる際に、前傾姿勢が崩れてしまう方も多くいます。
こちらも前傾姿勢は崩さずキープするようにしましょう。
上げきったときに、前傾姿勢がキープできているととてもキツイ姿勢になると思います。
このキツさがスイングのパワーにそのまま変わり、楽に遠くに飛ばせるようになります。
トップまで上げたときにキツく感じない方は前傾姿勢がキープできていなかったりするので、よく確認してみてください。

ポイントを理解できたら、次の手順で実際にクラブを挙げてみましょう。
まずはゆっくり一つ一つの手順で止めて確認しながら進めてください。

クラブと腕を一体にしてまっすぐ後ろに30センチくらい引きます。
ここでは手首や腕を変に動かしたりしないでください。
ゆっくりクラブを半分くらいのところまで上げていきます。
この際に、クラブとターゲットの方向が一直線になるように意識してください。
この時点でクラブが内側に入っていたり、外側に出ていると球が曲がってしまう原因になります。
背骨の位置を中心に体を回転させるイメージでゆっくりクラブを上げて行く
決して腕だけでクラブを上げてはいけません。

正しいフォームができれば、かなりきつい体勢になると思います。
このキツイ感覚を是非覚えておいてください。

■ダウンスイング・フォロースルー

バックスイングまで覚えたら、次は実際にボールを打つ動作に入ります。
ダウンスイングとは、バックスイングでクラブを上げた状態からボールに当たる瞬間までを指します。フォロースルーはボールに当たってからフィニッシュに至るまでを指します。
細かくみると別々の動作として説明されるのですが、今回はまとめて解説してしまいます。

ポイントは以下です。

✓腰から動かす
✓体の中心をずらさない
✓右から左に体重移動を行う
✓振り切る

✓腰から動かして振る

バックスイングでクラブを持ち上げたら、腰から動かして振りましょう。
絶対に腕から振ってはいけません。
イメージとしては、
腰→上半身→肩→腕→クラブ
という順番で動かしていくイメージです。
先に体が動いて後からクラブがついて来るのが理想です。

✓体の中心をずらさない右から左に体重移動を行う

体の中心をずらさないのはバックスイングのときと同じような考え方です。
体の中心、特に頭を動かさないことが重要です。
よくあるのが、飛んでいくボールをいち早く見ようとして頭が先に前を向いてしまうことです。
ヘッドアップと呼ばれるミスで、ボールが右に曲がってしまったり変な方向に飛んでしまったりします。
ヘッドアップについては別の記事でも解説します。

✓右から左に体重移動を行う

ゴルフのスイングでは体重移動がものすごく大事です。
体重の移動によって、スイングの威力を格段に上げる事ができます。
このときに、体重移動はするけど体の中心は動かさないということがポイントです。

✓振り切る

これも重要なのですが、空振りやミスを恐れずに振り切ることです。
そうすることでスイングスピードが上がり、スイング自体が安定するようになります。
ただ、思いっきり振ろうとして力んでしまったり、腕で振ってしまうのはNGなので気をつけましょう。

詳しいスイングの解説については別の記事で行います。

■フィニッシュ

最後はフィニッシュについてです。
フィニッシュとは、その名の通りボールを打った後の姿勢になります。
ボールを打つまでが大事なんじゃないかと思う方がいるかも知れませんが、このフィニッシュの形も重要な要素です。

なぜかと言うと、最後の形を意識してスイングするだけでスイング全体が正しくなりやすいからです。
また、先述したとおりゴルフはボールが止まっているので「同じ動き」をすることが大切です。
したがって、いつも同じフィニッシュの形を取ることで安定したスイングをすることができるようになります。

あと、単純にフィニッシュがきっちり決まっているとかっこいいです。(結構重要です)

正しいフィニッシュを取るポイントは以下の3つになります。

✓左足に全体重を乗せる
✓クラブをピタッと止める

■左足に全体重を乗せる

フィニッシュを取る際には左足に全体重が乗っている状態にしましょう。
それを意識することで、スイングの際の体重移動もできるようになります。
この時、右足はつま先立ちのような状態になっているはずです。

■クラブをピタッと止める

フィニッシュまで行ったら、クラブをしっかり止めるようにしましょう。
具体的には、3秒間フィニッシュの姿勢をキープします。
すぐに体勢を崩したり、クラブが止められなくて変なフィニッシュにならないように気をつけましょう。

意外と経験者の方でもフィニッシュの際にちゃんとクラブを止めている方は少ないです。

打った球が全然飛ばなかったり曲がったり、空振りしたりしてもビシッとかっこよくフィニッシュを取ることを意識したほうが必ず上達が早まります。

まとめ

少々長くなってしまいましたが、以上が練習を行う際に意識するべき5つのポイントです。
おさらいしておくと、以下の5つになります。

✓グリップ
✓アドレス
✓バックスイング
✓ダウンスイング・フォロースルー
✓フィニッシュ

ぜひ、次練習場に行くときには上記5つを実践してみてください。

別の記事では、具体的な練習方法についても解説しているのでぜひご覧ください。

https://www.kenty-dokusho.com/2020/12/30/golf/

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