こんにちは、けんてぃです。 ゴルフ歴はそこそこで、平均スコアは90前半(調子がいいと80台)。パターはピンタイプを愛用しています。
ゴルフを始めたばかりの方の中には、「ドライバーやアイアンは練習するけど、パターは何となくで打っている」という方も多いのではないでしょうか。
気持ちはわかります。見た目は地味だし、転がすだけだし、簡単そうに見えますよね。
でも実は、パターはスコアに最も直結するクラブです。ドライバーは1ホール1回しか使いませんが、パターは1ホールで2〜3回使います。つまり、18ホールで使うクラブの約4割はパターなんです。
僕自身、最初はパター選びを適当にしていて、3パット連発でスコアを崩した時期がありました。「パターを変えただけでこんなに変わるのか」と実感したのは、自分のストロークに合ったタイプに出会ってからです。
この記事では、1〜5回ほどラウンドを経験した初心者の方に向けて、以下の3つを解説します。
- パターの種類(ヘッド形状・ネック形状)
- 自分に合ったパターの選び方
- パッティングがうまくなるコツ
「パターってどれも同じでしょ?」と思っている方ほど、読む価値がある内容です。ぜひ最後まで読んでみてください。
また、パターの練習方法については以下の記事でまとめていますので、合わせてどうぞ。
Contents
そもそもパターとは?スコアに直結する理由
まず「パターとはなにか」を整理しておきましょう。
パターは、グリーン上でボールを転がしてカップに入れるためのクラブです。他のクラブと違い、ボールを上げるのではなく転がすことを前提に設計されているため、ロフト角がほとんどなく、ヘッドの形状も独特です。
パターを使ってカップインを狙うショットのことを**「パッティング」**と呼びます。
パターがスコアに直結する理由はシンプルです。 仮にすべてのホールで2パットなら、18ホールで36打。これが3パットばかりになると54打。その差は18打にもなります。ドライバーをどれだけ飛ばしても、グリーン上でもたつけばスコアは崩壊します。
初心者のうちは「とにかくカップに寄せる」「3パットを減らす」ことを意識するだけで、スコアは目に見えて改善します。
パターの種類|ヘッド形状×ネック形状で6パターン
パターはヘッドの形状とネックの形状の組み合わせで性格が決まります。それぞれ3種類ずつあるので、まずは全体像を把握しましょう。
ヘッド形状は3種類
ピンタイプ|操作性が高く、感覚で打ちたい人向け
最もスタンダードな形状です。ヘッドが薄くて軽いため、フェースの開閉がしやすく、自分の感覚でコントロールしたい人に向いています。
僕自身がピンタイプを使っている理由もここにあります。マレットタイプも試したことがあるのですが、ヘッドの重さに振らされる感覚があって、距離感が合わなかった。感覚派の方はピンタイプのほうがしっくりくるケースが多いと思います。
マレットタイプ|まっすぐ打ちたい人向け
ピンタイプよりヘッドが大きく、重量があります。振り子のようにまっすぐ振りやすいのが最大の特徴。「自分の感覚よりも、クラブに仕事をさせたい」というタイプの方に向いています。
ネオマレットタイプ|安定感重視・ミスに強い
マレットタイプをさらに大型化したもので、形状はさまざま(ツノ型、ボール型など)。ヘッドがもっとも重く、直進性が高いのが特徴です。フェースがブレにくいので、ストロークが安定しない初心者にも実は相性がいいタイプです。
ヘッド形状の選び方まとめ
| タイプ | 重さ | 操作性 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| ピンタイプ | 軽い | 高い | 感覚で打ちたい・フェース開閉する人 |
| マレットタイプ | 中程度 | 中程度 | まっすぐ振りたい人 |
| ネオマレットタイプ | 重い | 低い | 安定感重視・ミスを減らしたい人 |
ネック形状も3種類
ネックの形状はヘッドほど目立ちませんが、構えたときの見え方や打感に影響します。
クランクネック|もっとも一般的
ヘッドとシャフトの間にクランク(段差)があり、フェース面がやや後ろにオフセットされた形状です。ピンタイプに多く採用されており、右に押し出すミスを吸収してくれる特徴があります。初心者には安心感のある形状です。
ベントネック|フェースが見やすい
シャフトが緩やかに曲がった形状で、グリップの延長線上にパターの芯が来るように設計されています。重心が低く、構えたときにフェース面が見やすいのが特徴。マレットやネオマレットに多く採用されています。
センターネック|上級者向け
ヘッドの真ん中にシャフトが直結する形状。操作性は高いですが、芯を外したときのミスも大きくなります。初心者にはあまりおすすめしません。
パターの選び方|「振り方」と「構えやすさ」で決める
パター選びで大切なのは、**スペックではなく「自分の振り方に合っているか」**です。
高いパターを買えば上手くなるわけではありません。自分のストロークに合ったものを選ぶことが、パッティング上達への最短ルートです。
ステップ1:自分のストローク軌道を確認する
何も考えずにパターを素振りしてみてください。軌道がどうなっているかで、合うヘッド形状が変わります。
円を描くように振る人 → ピンタイプ フェースを開いて閉じる動きが自然にできるため、操作性の高いピンタイプが合います。重いマレットだとヘッドに振り回される感覚が出やすい。
まっすぐ振る人 → マレットタイプ or ネオマレットタイプ ヘッドの重量が振り子のように直進性を保ってくれるため、ストロークが安定します。
ステップ2:お店で構えてみる
カタログやネットの情報だけでは、「構えたときの感覚」はわかりません。実際にお店でいくつか構えてみて、パッと見たときに「まっすぐ構えやすい」と感じるものを選びましょう。
ピンタイプはシンプルな形状なので、直感で方向を合わせやすい人に向いています。ネオマレットタイプはアライメント(照準線)が入っているモデルが多く、視覚的に方向を合わせやすい設計になっています。
迷ったらピンタイプがおすすめ
「どれがいいか全然わからない」という方には、ピンタイプをおすすめします。
理由は3つあります。最もスタンダードな形状なので違和感が少ないこと、操作性が高いので上達に合わせて使い方を変えられること、そして長く使い続けやすいことです。
僕も最初のパターはピンタイプで、そのまま今まで使い続けています。途中でマレットに浮気したこともありましたが、結局ピンに戻ってきました。
パッティングのコツ|距離感と方向性を安定させる方法
パター選びの次は打ち方です。パッティングで重要なのは**「距離感」と「方向」**の2つ。この2つが噛み合えば、カップインの確率は大きく上がります。
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【上達に必須】アプローチの打ち方と練習方法について徹底解説
距離感を安定させる3つのポイント
初心者がパッティングでスコアを崩す最大の原因は「距離感が合わない」こと。カップに届かない、逆に大オーバーして返しも入らない、気づけば3パット……という経験は誰にでもあります。
距離感を安定させるために意識したいのは、以下の3点です。
① 手先で力加減を調整しない インパクトの瞬間に「ちょっと強く」「ちょっと弱く」と手先で調整すると、距離感がバラバラになります。これがパットの距離感が安定しない最大の原因です。
② 振り幅で距離を決める 「この距離なら右膝から左膝まで」のように、振り幅で距離を決める癖をつけましょう。手先で調整する必要がなくなります。
③ 五角形(三角形)を崩さない 構えたときに、手首・肘・両肩で作る五角形(または三角形)を崩さずにストロークすることを意識してください。振り子のように安定した動きがしやすくなります。
方向性を安定させる2つのコツ
「カップに向かって構えたはずなのに、全然違う方向に転がっていった」というのも初心者あるあるです。
① カップとボールの間に目印を見つける 芝の色が違うところ、ディボット跡、なんでもOK。カップではなく、その目印に向かって構えるだけで方向の精度がかなり上がります。
② ボール位置で打ち出し方向を微調整する 右に打ち出したいときは右足寄り、左に打ち出したいときは左足寄りにボールを置きます。フックラインで左に引っかけたくないときなどに使えるテクニックです。
【参考】パターの握り方3選
パターは他のクラブと違い、握り方の自由度がかなり高いです。「パターに形なし」と言われるくらい、プロでもさまざまなグリップを使っています。
代表的な3つを紹介しますので、練習で試してみてください。
オーバーラッピング(逆オーバーラッピング)グリップ
最もオーソドックスな握り方。他のクラブと同じ感覚で握れるので、迷ったらこれでOKです。左手の人差し指を右手の小指に重ねる「逆オーバーラッピング」も人気で、多くのゴルファーが採用しています。
クロスハンドグリップ
右手と左手を通常と逆にして握る方法です。両肩が揃いやすく、手首の動きをロックしてくれるため、手先で力加減を変えてしまう癖がある方にはかなり効果的。距離感が安定しないと感じている方は一度試してみる価値があります。
クロウグリップ
左手は普通に握り、右手はクラブの正面か側面に添えるだけ。パターならではの特殊な握り方です。手首の動きを完全に封じるので、ショートパットで手が動いてしまう方に向いています。ロングパットでは距離感がつかみづらい面もあるので、状況に応じて使い分けるのがおすすめです。
知らないと損!パターのルール違反3つ
「パターに形なし」とは言いますが、ルールは存在します。知らずにやってしまうと、同伴者に指摘されて気まずい思いをすることも。初心者のうちに覚えておきましょう。
① アンカリング(グリップエンドが体に触れる)
パッティングの際に、グリップエンドが胸やおなかに触れた状態で打つのはルール違反です。体に触れるとそこが支点になって振りやすくなるため、禁止されています。
ポイントは、本人にその意図がなくてもアウトということ。構えが深い方は特に注意してください。
② ヘッド以外でボールに触れる
カップのすぐ近くに寄ったボールを、グリップエンドでチョンと押して入れる……これもNGです。パターはあくまでヘッドで打つもの。足や手が触れるのはもちろん、クラブのヘッド以外の部分で打つこともルール違反になります。
③ テイクバックなしで押し出す
どんなに短い距離でも、テイクバックなしでボールを押し出すのはルール違反です。カップ目前の「お先に」パットでも、必ずテイクバックを入れてから打ちましょう。
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まとめ|自分に合ったパターを見つけよう
パターの種類・選び方・打ち方のコツを一通り解説しました。最後に、この記事のポイントを振り返ります。
パターの種類: ヘッド形状(ピン・マレット・ネオマレット)とネック形状(クランク・ベント・センター)の組み合わせで性格が決まる。
選び方の基本: 自分のストローク軌道(円を描くか、まっすぐか)を確認し、それに合ったヘッド形状を選ぶ。迷ったらピンタイプ。
打ち方のコツ: 手先で加減せず振り幅で距離を決める。方向は目印を使って合わせる。
パターは自宅でも練習できるクラブです。以下のようなパターマットを使えば、床を傷つけずに本番に近い感覚で練習できます。

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自分に合ったパターを見つけて、まずは3パットを減らすところから始めてみてください。それだけで、スコアは確実に変わります。
