ゴルフを始めて、やっと100を切ったときの喜びは今でも忘れられない。
でも、すぐにまた次の壁がやってくる・・・。
それは、「90切りの壁」である。
次々と壁が現れるのはゴルフの面白さだが、この90切りはとてつもなく大きく高い壁だと思う。
実際、90切りを達成しているゴルファーは全体の2割に満たないらしい。
なぜこんなに90切りは難しいんだろうか?
それは、「ラウンド時の考え方」にあるんだと思う。
今回は、そんな90切りのためのとっておきの秘訣をお伝えする!!
今回の記事のポイントは以下の三つ。
・ときには「ダブルボギー」を狙う
・学んだことを「実践」する
100切りすらまだできてない・・・という初心者でも、この記事に書かれた内容は覚えておいて損はないので、ぜひ読んでいってください!
目標スコアを明確化する
あなたは、ラウンド前に「今日はいくつで回るか」を考えているだろうか?
スコアを明確化することは、90切りを目指す上で必須である。
ただ単に、「今日こそ90切りするぞ!」という意気込みだけでは弱いので、具体的にいくつで回るか決めよう。
目標スコアが89なのか、88なのか、85なのか・・・
はっきり決めておくとスコアに対する意識が段違いに高まる。
「90を切りたい」だけでは願ってるのと変わらず、あんまり意味が無い。
詳しくは後述するが、目標スコアがはっきり決まっていると「守りのゴルフ」を考えられるようになる。
この意識こそ、スコア90切りの第1歩です!
時にはダブルボギーを狙う考え方を身につけよう
ゴルフには「攻め」「守り」がある。
先述した通り、「90切り」というぼんやりとした目標を立てると「一打でも少なくしたい」という具体的に何をするのかよく分からない状態になってしまう。
目標スコアを明確化できれば「攻めるべきか」「守るべきか」をその場その場で考えるようになる。
例えば、全てのホールでボギーであがると、スコアはジャスト90になるので、パーが取れる実力があれば90切りが狙えるだろう。
このとき、ダブルボギーのホールがあっても、パーで取り返すことも可能だ。
しかし、トリプルボギーになると、一気にスコアが膨らんでしまう。
そのため、状況によっては「ダブルボギー狙い」でいくこともありえるのだ。
ミスショットから慌てて取り返そうと、無理なショットをするよりも、「ここはダボで抑える」と意識を切りかえて安全にいこう。
これが守りのゴルフだ。
これは、スコア目標が明確化出来ておらず「一打でも短く」と考えてしまうとなかなかできない発想だろう。
学んだことを「実践」する
今やインターネット上で様々なゴルフ上達やスコアアップのためのテクニックを学ぶことができる。
しかし、それらを本番で実践できる人は少ない。
何故かと言うと、「失敗が怖い」からだ。
学んだことを実践するということは、いつもと違う動きをするということになる。
これは、とても違和感があるだろうし失敗の可能性もある。
例えば、右側がOBのティーショット打つ場合を考えよう。
この時「絶対に右には曲げたらダメだ」と思うだろう。
しかし、多くの場合「曲げたくない・曲がりませんように」と願いながら、いつも通り打ってしまう。
これでは結果はいつもと同じように、右に曲がってOBだ。
右に曲がってしまうなら、左を向いて打つとか、フェースを閉じて構えてみるとか、色々と対策はあるはずだし、他にも色んなテクニックがあるだろう。
それで左側に飛んでしまったとしても、OBになるよりよっぽどマシなはず。
失敗を恐れていつもと同じゴルフをすれば、同じ結果しか現れない。
新しいチャレンジは勇気がいるが、1歩踏み出せないと結果は変わらない。
学んだことをしっかり「実践」していきましょう!
まとめ
今回は、90切り目指す方に向けて「90切り達成の3つの秘訣」を紹介してきた。
・ときには「ダブルボギー」を狙う
・学んだことを「実践」する
ぼんやりゴルフをやってると、90切りはむずかしい。
しかし、目標スコアを明確にして、達成のためにどうしたらいいか学び、学んだことを実践できれば確実に達成できると思う。
ゴルフは誰にでも上達の可能性があるスポーツなので、ぜひ挑戦してみてほしい。